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ドアット家

Château de Boisfranc

生産者: ドアット家
地方: フランス・ボジョレー
オーガニック歴: 1982年から



毎年マヴィに素晴らしいオーガニック ボジョレー ヌーヴォーを届けてくれる、シャトー ド ボアフラン。あの素晴らしいワインを造るのだから、ワイン一筋の方かしらんと思ったら、大間違い!
チエリードアットさんは、元ダンサーという異色の経歴の持ち主なのです。ダンスの勉強のためにアメリカに暮らしていたこともあり、今でも夏季には、アメリカからダンスと演劇の研修のために若者がやってきます(優雅にシャトーで合宿!)。他にも、合気道のファンだったりと、ネタの引き出しは実にたくさんあるユニークな方。

ワイン生産者の中には、名前だけに「シャトー」が付くところもありますが、シャトー ド ボアフランは紛う方なき「シャトー」(フランス語で「城」の意味)です。1864年に、リヨンのある富裕な人物によって建てられました。



シャトー正面


サロン

シャトーはナポレオン3世時代の伝統的な様式のものであり、威風堂々としていて優美。八角形の切妻壁があるシャトーのファサードや、素晴らしい内装にはうっとりしてしまうほど。居間は金箔で縁取られた木工細工や、素晴らしい寄木の床、向かい合わせに置かれた鏡が、あたかもそこが果てしない回廊であるかのような幻想的で魅惑的、荘重な雰囲気を醸し出しています。イギリス風庭園も、見事。



庭園


サロン



夜のシャトー


中庭



40メーターの長さがある醸造室も圧巻です。花崗岩の柱(寄せ集めではない、切り出したもの!)があるアーチ型の天井の地下セラーはボジョレー地方の中でももっとも優雅な造りだと、ドアット家は自負しています。

ドアット家は1905年にこのボアフランを購入し、1911年にはワイン販売を開始しました。
1950〜1960年は、まさに近代農業の全盛期。ドアット家でも、畑に、醸造にと、最新の手法や機器を取り入れ、非常に手を掛けて醸造を行いました。そしてそれは次第に成功を収め、ワインはいくつもの賞を獲得するようになります。
しかしその裏では、問題も生まれていました…。
1970年代には、ぶどうの質が不安定になってきたのです。

ボアフランで働き始めてすぐに気が付いた問題は、醸造にはとても力が入っているにもかかわらず、果実自体の品質が良くないという点でした。

1979年にアメリカのワイナリーで働き、1980年にオーガニックレストランで働き、チエリーはオーガニック生産物の品質の素晴らしさに開眼していきます。
そして、大きな決断を下し、1982年にはシャトー ドボアフランのぶどう畑をオーガニック転換しました。転換とは、言葉にしてしまうと簡単ですが、実際には大きな挑戦の始まりを意味していました。生産量が落ちるなど、幾多の問題が生じ、困難な試行錯誤の連続…。



しかし、種々の生き物がまさに共生し(鳥が巣を作ったり、鹿が出産したり、野性のカシスが実をつけたり、タンポポが咲き乱れたり!)、多様性が保たれ、とてつもなく美味しいぶどうが実る現在の畑を眺めながら、「やはりこれが取るべき道でした」とチエリーは言います。

「ボアフランの畑は、実に美しい。オーガニック農業で一番大切なことは、なんと言っても土地の健康です。それを守るには、土壌のバランスを崩すような殺虫剤、除草剤、化学農業に使われる薬品は一切取り除かなければなりません。私にとって土壌の品質とはそのままワインの品質に直結するものです。品質の高い土壌とは、やってくる無数の生き物に対してオープンで、すべてが入ってこられるような場であるということ。

ボアフランの畑では生態系のバランスが非常に取り戻されてきて、病虫害の問題もほとんどありません。また、果実自体も変化してきて、果皮が以前に比べて若干厚くなり、実は凝縮感のあるものになってきました。もちろん、ぶどうの質が良いものになってきたので、ワインの質も良くなってきています。 私にとってオーガニックとは、他には替えられない最良にして唯一の選択でした。今さら、別の方法でやれと言われてもとてもできないと思えるほどです。

もちろん、改良する余地はまだまだあります。四季の移り変わりも年により違いますので、ぶどうも、ワインも、毎年違います。ただし、オーガニックをやっていて自分が喜びを感じることは、その『毎年違う』ということを自分の肌で実感できるということです」

市販の酵母を使用し、香料などで補正すれば、毎年同じような、均質のワインを大量生産できるのが現代です。しかし、チエリーの造るワインは、同じ年のものであっても、ロットごと、瓶ごとに差があることも珍しくありません。それは、畑のどの部分の果実がどのように自然に発酵し、タンクのどの部分のワインがどのボトルに詰められるか、そんな数多の条件が相互作用して、ワインが造られるから。ワインの中では酵母が生きて活動し、ワインは常に変化しています。チエリーのワインにはそんな生き物としての「個性」があります。

グラスに注いだワインの向こうに、美しいボアフランの畑とチエリーの思いが見えるようです…。

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【ドアット家のワイン】

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