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アヴォン家

Château la Croix des Pins

生産者: アヴォン家
地方: フランス・ローヌ
オーガニック歴: 認証は1997年より
ローマ法王庁が一時移されたことで有名なアヴィニヨン。皆さま一度は耳になさったことがあると思いますが、どこにあるかご存知ですか?
――フランスでも南の方、プロヴァンスのやや北にあります。シャトー ラ クロア デ パンは、そのアヴィニヨンの東に位置する、コート デュ ヴァントゥーという地域にあります。



シャトー ラ クロア デパンの敷地面積は35ha、そのうち25haがぶどう畑、1haが樹齢300年にもなるオリーブ畑です。ローヌ川に面した、姿も美しいヴァントゥー山の麓(高度200m)にあります。気候は年間250日は晴れているという地中海性気候で、土地は粘土石灰質と、ぶどう造りに大変適した土地です。

シャトー ラ クロア デ パンで働くのは、エレーヌ&フィリップご夫妻と息子さんの3人。冬の剪定時期に2ヶ月間来てくれる人が1人、また収穫の時には18人来てくれます。それ以外の時期は基本的に家族経営です。

ご夫妻は、1989年にいとこからこの土地を買い取ってワイン造りを始め、今の醸造所は1995年に建てました。フィリップさんは、元々農業ジャーナリストだったこだわりの人です。認証取得は1997年ですが、シャトーを引き継いだ当初からオーガニック農業を行っています。健康のため、環境のため、土地の個性を生かすため、自然な農法でやっていくことを決意したそうです。



畑で使う肥料は緑肥(自生する雑草)を鋤き込むのみ!剪定した枝や葉っぱも、そのまま肥料にしているそうです。堆肥に関しては、「例えば周りの森の木を間伐して、自分で作れるようになれば考えるけれど、まだ先の話」だそうです。よそから購入することは考えておらず、あくまで敷地内の中のものだけでまかなうという考えです。

また、アヴォン一家がここに住んで以来、敷地内の狩猟を禁じています。そのため、動物が好きなように暮らしています。16世紀にあった溜池も作り直し、水辺の生物も戻ってくるようになりました。このように、なるべく敷地内の環境が元に戻るように努力してきたので、とても自然のバランスが良くなっています。土地特有の植物も多く生えています。多種多様な生物達が、あるがままに生きている場所になりました。

フィリップさんのオーガニックに対する考え方は厳しく、彼にとってオーガニックとは「誰もが達すべき目標」です。また、減農薬や特別栽培という、オーガニックの類似品のような曖昧な方法とオーガニックとを、はっきり区別しています(確かに、どこまでが減農薬なのか、どのように特別なのか、線引きできるものではありませんよね)。



畑では、赤ワイン用のぶどうを19ha、白ワイン用を6ha栽培しており、それぞれ5種類ずつす。ローヌでは、たくさんのぶどう品種が混醸されます。
赤はグルナッシュ、サンソー、カリニャン、ムールベードル、クノワーズ。白はグルナッシュ ブラン、クレレット、ユニ ブラン、カリニャンブラン、それからもう1つブールブーランというちょっと珍しい品種(今ではあまり造っている人も少ない地元のぶどう)を育てています。

店主の田村曰く、「アヴォンさんはシラーを造っていない。シラーというのはもともとローヌ川の北のほう、涼しいところのぶどう。50年くらい前からはここの土地でも造り始め、今も造っている人はいるが彼は造らない。彼はここの固有品種にこだわる。ここの気候にもっとも適した品種を造りたい、そう言っています。彼はうちの生産者の中でも特に変わっている、こだわった人です」

フィリップさんがワイン造りに際して心がけているのは、おいしさ、簡素さ、健全さ、伝統、そして衛生。加えて、土地の個性を最大限に発揮するワインを造ることを常に念頭においています。彼の言葉で印象的だったものをご紹介させていただきます。



「すべての年のワインは子供と一緒でどうやって育てるかが大事。いい年も悪い年も関係ない」
(店主に言わせると、 「彼のワインに悪いワインはない」ということになりますが)

彼のこだわりと努力は、高い評価を獲得しています。上述の通りワイン造りを始めたのは1989年ですが、1990年以降ほぼ毎年マコンコンクールをはじめとする各種コンクールでメダルを獲得し続けています(最初のワインが金メダル3つ、銀メダル多数、ガイドへの掲載多数、新聞/雑誌の記事多数。少なくとも 2000年までの10年間でマコンコンクールとコート デュ ヴァントゥーコンクールにて15のメダル受賞[金・銀・銅]、5つのガイドに記載[アシェット、ソムリエなど])。



数々の受賞メダル



こんなに一徹なフィリップさんですが、趣味は幅広く、プロヴァンスの歴史と伝統、そして何とクラシックカー! シャトーの近くにはテストコースがあり、有名スポーツカーのテストドライヴァーが帰りに立ち寄ってラ クロア デ パンのワインをケースで買っていくそうです。車好きの店主とは、話も合ってしまいますね!



素敵な赤いタンクには→


こんなエンブレムがはってあったりします。

ちなみに、車は3番目の趣味だそう。2番目はここの農場、1番目は奥さんだそうです。

最後に、アヴォンさんからのメッセージを。
「皆様方が私たちのワインを気に入ってくださるのは、それが本物でシンプル、そしてプロヴァンスの太陽をいっぱいに浴びているからです。
ボトルを開ければ、せみ*の声が聞こえてくるでしょう。私たちは夏の間ずっとその声を楽しんでいます。
どうぞ私たちのシャトーに遊びに来てください。――本気ですよ。
乾杯!」
*せみはプロヴァンスのシンボル。


当主のフィリップ・アヴォンさんは大変残念なことですが、2007年の7月にお亡くなりになられました。
しかし彼の作品が無くなるまで、マヴィはお取引きを続けます。マヴィの創立当初からお付き合いを続けてきたフィリップさんは、マヴィの店主、田村にとっても特別な思いのある生産者でした。

★詳しくは「店主の部屋」をご覧下さい。
>>「店主の部屋・訃報」



→シャトー ラ クロア デ パン【パンフレット訳】

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【アヴォン家のワイン】

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