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シャペル家

Domaine Chapelle

シャペル家
生産者: シャペル家 フランス・ブルゴーニュ
地方: フランス・ブルゴーニュ
オーガニック歴: 2004年から
■銘醸地ブルゴーニュで代々続くワイン農家

言わずとしれた名醸地ブルゴーニュ地方の、サントネーやムルソー、シャサーニュモンラッシェなどに畑を持つシャペル家。
ドメーヌがあるサントネーは、ローマ時代の遺跡が点在する街・オータンや、歴史的建造物であるオスピス・ド・ボーヌのあるボーヌから車でおよそ 分ほどの場所です。

シャペル家はその地で1893年にサントネーとシャサーニュの畑を取得してからずっとぶどう栽培を続けてきた家系です。
シャペル家の敷地シャペル家の敷地

現在所有する畑は全体で20ha。
栽培品種はピノ・ノワール、シャルドネ、アリゴテの3種類。
収穫は全量手摘みです。

開業当初より生産地認証(AOC)やその土地、テロワールの持つ特徴の重要性を説き、1923年にはぶどう栽培だけではなく、醸造や瓶詰めまでのワイン造り全てを行うようになりました。


■高度経済成長期に進められた慣行農業、そしてオーガニック農業への転換

現当主であるフランソワさんの父ロジェさんはは、若い頃の高度経済成長期を追い風にして、AOCワインの普及に尽力していました。
一方で彼らの世代は、国家政策として化学製品の使用や機械化を推進し、生産的な農業政策を展開していたので、生産者も技術者の忠告を素直に受け入れ、実行していた時代があります。
確かに畑作業の機械化や除草剤・殺虫剤の普及により、農家は莫大な農作業の時間から解放されました。

しかし、1980年代の初め頃、ロジェさんはあることに気づきます。

名も知らぬ害虫が彼の若い頃、つまり殺虫剤を使う以前と同じくらいに繁殖したり、除草剤を撒いても、耐性が備わったからなのか枯れない雑草が出現したりしたのです。
また、彼が生産するワインの酸度が下がっている傾向も確認されました。

ぶどうが本来持っているはずの力が、どんどん失われていっているかのような現象でした。


■生命の営みを尊重したワイン造り


かつてよりワイン造りに携わりたいと考えていたフランソワさんは、シャンパーニュやコートドローヌで経験を積んだ後、1988年にサントネーに戻り、ボーヌのCFPPA(ワインの専門校)に通いながらドメーヌに関わり始めます。

そのときCFPPAで受けたぶどう栽培の実践方法・農薬を大量に使用する弊害・土壌に関する授業で、土壌の性質とそれによって造り出されるワインの関係性についての問題を目の当たりにしたのだそうです。


原産地呼称(AOC)するということは、生産される土壌そのものの表現であり、その土壌と結びついた地表近くの気候状態が表現されることだとフランソワさんは考えます。
人が手を施さなければ、ぶどうはその環境の要素を取り込んでその土地の本来の味わいを持つ実を付けます。

テロワールの味わいを十分に反映した理想的なワイン、フランソワさんにとってそれは「可能な限り、人の介入を必要としないワイン」ということでもあるのです。

そのためにフランソワさんは、ワイン造りにおいて自分たちの行動や作業工程が様々な「VIE(生命の営み)」を尊重したものになっているかを十分に気をつけることが重要だと考えています。

まず尊重すべきは「土の営み」。
本来の土の力を生かすため、土壌汚染のもととなる除草剤や化学肥料は使わない。

そして「ぶどうの営み」。
ぶどうの本来の味・色・香りの元となる光合成の作用を大切にし、ぶどうの内部に入りこむような殺虫剤や成長促進剤は使わない。

最後に「人間の営み」。
農業を通じて、人間が農薬散布などで患う可能性のある様々な疾患を食い止め、本来の健康的な暮らしを守る。


これらの営みを尊重し2004年からオーガニックに転換してから、フランソワさんはブルゴーニュに広がる素晴らしい自然と調和していく意識をより強く感じられるようになったそうです。


ぶどう収穫時の様子ぶどう収穫時の様子


■ワイン造り

フランソワさんはワイン造りにおいて、その土地の特徴を十分に理解し、畑の区画ごと、その年ごとの特性をワインで表現することを大切にしています。

シャペル家のカーヴシャペル家のカーヴ

また、20年以上の間、暇さえあればワインとぶどう畑のために時間を費やしてきたというフランソワさんは、ワイン造りにおいても強いこだわりを持って手がけています。

−過去と今のワインの違いについて−

ワインは文化を反映している製品なので、19世紀のブルジョワが味わったものと、現代のものでは当然違います。私は現在も祖父がしていたのと同じような手法でワイン造りをしていますが、それでも祖父の時代よりはより機能的な器具、道具を使い、時間の無駄を省いています。
今日では様々な道具があり、我々を楽にしてくれていますが、それを使うにあたっては確固たる考え、それはほぼ哲学と言ってもいいくらいですが、そのくらい熟考する必要があると思います。手がけているブドウやワインを、どんなふうにしていきたいか、どのような製品を作りたいか、そうやって考えずに、楽になるためだけに道具に頼って作ったワインは、飲みやすいワインにはなるかもしれませんが、作り手の魂が宿っていない「抜け殻の」ワインなのです!




■日本のオーガニックワインを愛する人たちへのメッセージ

私たちがオーガニックワインを作る上で日々感じている喜び。それと同じくらいの喜びを、皆さんにも味わって頂けたら思います。
地質的にも、住む人間を見てみても非常に魅力多いブルゴーニュ地方。そこが織り成すワインの奥深さを日本の皆様にお伝えできれば幸いです。
近いうちに、直接お話できる日が来ることを願っています!

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